先輩インタビュー


嬉しかった言葉は「友達になってください」でした。
M.Tさん
障害者支援施設 志貴野ホーム勤務
2015年入社
普段の仕事内容は、
どのようなものですか?
常時介護を必要とする利用者さんの生活全般にわたり支援をしています。主な仕事内容としては、食事、排泄、入浴等に関して、利用者さんに合わせた介助を行なっています。
高岡市身体障害者福祉会で、
働くことになったきっかけは?
私は14歳の挑戦で初めて施設を訪れました。不安でいっぱいの私に1人の男性利用者さんが話かけてくださり、おかげで緊張もとけ、活動中は何度も話をしました。最終日にその方から手紙を頂き、「よろしければ私と友達になって下さい」と書いてありました。その言葉が嬉しく、福祉の勉強をしたいと思ったのが始まりです。その後、実習で再びこの施設に訪れ、ここで働きたいと強く感じました。また14歳の挑戦前にも保育園交流やかかし祭りの製作にも関わらせてもらい、この施設とは何かの縁があると感じ、志貴野ホームに決めました。
印象に残っている出来事は?
何気ない瞬間に見られる利用者さんの笑顔です。コミュニケーションをとっている時だけではなく、利用者さん同士で会話している時や家族の方と話している時など普段見せる笑顔と違った笑顔を見られた瞬間に出会えた時が、とても印象に残っています。
やりがいを感じた出来事、
嬉しかった出来事は?
やりがいを感じた出来事は施設の行事です。準備段階までは、色々と大変な事もあり、辛いと感じる事もありましたが、当日に利用者さんの笑顔を見ると頑張ってよかったなと感じたことです。嬉しかった出来事は、沢山あります。その中でも、排泄介助にて、「M.Tさんの当て方が上手だから安心できる」と言ってもらえたことが、とても嬉しかったです。
仕事をする中で、
大切にしていることは?
自分自身の身体を壊さないように意識する事です。介助を行なうにあたり、自分の身体が不都合であれば、よりよい介助を行なえません。その為、介助を行なう際には利用者さんとの距離が離れていないか、無理な姿勢で行っていないか、ベッドの高さはどうなっているかなど、さまざまな視点を意識して介助を行なうように心がけています。